京都府教育委員会の幹部候補、女子高生に体液をかけ逮捕 キャリア28年のベテラン教師

醤油差しに精液入れて…女子高生に痴漢した教師の変態素顔

「変態ぶっかけ男」は教育委員会のお偉いさんで幹部候補だったというのだからア然だ――。

 名門校に通う女子高生に体液をかけたとして、京都府教育委員会学校教育課指導主事の平田匡嘉容疑者(50=同市伏見区)が15日、暴行と器物損壊の疑いで同府警に逮捕された。

 平田容疑者は10月19日午前8時20分ごろ、京都市上京区内の地下鉄烏丸線の駅構内で、地下2階から1階に上がる階段を歩く女子高生Aさん(18)に背後から近寄り、魚形のプラスチック製の醤油差しに入った自分の精液を、後ろからピュッと“ぶっかけ”た。

 Aさんが右足首に液体のようなものがかかったことに気付いて振り向くと、平田容疑者が何食わぬ顔でAさんを追い越し、スタスタと改札を出ていった。

 足首にベットリ付いた白い液体を不快に思いながら後を追うと、平田容疑者は平然と駅前のコンビニに入っていった。Aさんが店の前で平田容疑者が出てくるのを待っていると、友達が来たので事情を説明。コンビニから出てきた平田容疑者に意を決して2人で大声で問い詰めた。

「今、痴漢したでしょ!すぐ駅に行きましょう!!」

 2人のけんまくに押された平田容疑者はおとなしく駅の事務室に向かった。捜査事情通がこう話す。

「駅員さんからの連絡で警察官が急行したんやが、その間、平田容疑者は『トイレに行かしてくれ』言うて個室に10分くらいこもっとったそうですわ。Aさんは平田容疑者が乗車待ちの列に並ぶ女子高生の後ろにピッタリとくっついて立っとったのを目撃しとった。また車内で誰かにお尻を触られたので振り返ると、平田容疑者が立っていた経験もあったようですわ。まだ余罪がぎょうさんあるとみて捜査中ですわ」

■キャリア28年のベテランが…

 所持品検査で証拠品は出なかったものの、任意で平田容疑者の口腔内細胞を採取。DNA鑑定したところ、Aさんの靴下にこびりついた付着物と一致ししてお縄となった。9月にも駅に怪しい男がいると通報があり、警察は不審な動きをする平田容疑者をマーク。教育委員会の建物に入るところまで捜査を進めていたというが、Aさんたちの勇気ある行動が卑劣な変態野郎の逮捕につながった。

 平田容疑者はキャリア28年のベテラン教師で、複数の中学校で教壇に立った後、2017年から学校教育課に異動。各小中学校の教育内容を指導する立場にあったというのだから驚きだ。同教育委員会の担当者も驚きを隠せない。

「至って真面目に勤務しており問題はなかったので驚いています。とにかく前代未聞の事件なので、状況が確認でき次第、対応を検討したい」

 平田容疑者は離婚経験ありのバツイチ。女子高生にぶっかけて快感を得るために、ザーメンをシコシコ出しては醤油差しでチュウチュウ吸い取っている姿を想像するとゾッとする。

日刊ゲンダイ 2018年11月22日 19時50分
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12136-129230/