>>280
あぶくま型が6隻で建造終了となったのは、冷戦終結という現実をようやく海自が受け入れたからだよ。
冷戦終結の結果、海自の目は外洋に注がれるようになり、沿岸防御を担う地方隊をどうするのか、という視点が失われた。
あぶくま型は、日本型DEのひとつの完成形として設計されたものなので、中途半端なわけが無い。
脅威のあり方が変わったので任務が変質し、兵器としての必要性も見失われたんだよ。

今回のDEXもそういう傾向がある。
対艦戦闘能力も防空能力もこの種の船には限定的で良いと思える。
対潜もせっかく搭載するヘリに任せてしまうべきだろうから、アスロックも要らないだろう。
結局、任務を外洋に求めてしまった結果、中国軍との遭遇戦もありうると見たのだろうけども、
コンセプトにブレを感じて感心しない。
個人的にはね。