https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181126/k10011723611000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_036

不正の経緯 日産社長が社員に説明 権限集中しないよう検討
2018年11月26日 15時28分ゴーン会長 逮捕

日産自動車の西川廣人社長はゴーン前会長の不正や解任のいきさつなどを従業員に説明し、今後のグループの運営について、権限が1人に集中しない形をルノーや三菱自動車と検討していく考えを示しました。

日産自動車の西川社長は出勤前に記者団に対して、「これまで従業員の皆さんに話す機会がなかったので話したいと思います。従業員の皆さんには落ち着いていただかないといけない。経営陣として今まで起こったこと、これからのことを説明します」と述べました。

このあと午前9時半から、本社をはじめ工場など国内外の拠点を中継でつないで、西川社長が説明を行いました。

この中で西川社長は「今回の問題を防げず、自分を含む経営陣は後悔と無力感を感じている」と述べたうえで、内部調査で確認されたとしているゴーン前会長らの不正行為の内容を説明し、22日の臨時取締役会でゴーン前会長を解任したことを報告しました。

そして、権限が1人に集中することは望ましいことではないとして、今後のグループの運営について、権限が集中しない形をルノーや三菱自動車と検討していく考えを示しました。