神戸市にある中国自動車道のパーキングエリアに、認知症とみられる高齢の父親を置き去りにしたとして、46歳の娘が逮捕されました。

保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、滋賀県大津市の田中律子容疑者(46)です。

田中容疑者は11月22日、神戸市北区の中国自動車道・赤松パーキングエリアに認知症とみられる父親(79)を置き去りにして立ち去った疑いが持たれています。

パーキングエリアにあるコンビニの店員が、名前や住所を言えずひとりで徘徊していた父親を見つけて、警察に通報しました。

父親は警察に対し「滋賀から来た」と答えたほか、娘の名前や職場などを話したことから田中容疑者を割り出したということです。

田中容疑者は父親と2人暮らしで、調べに対し「自分で面倒を見るよりも保護されて施設に入った方がいいと思った」と容疑を認めています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-17590506-kantelev-l28