仙台の警察官殺害事件 死亡の大学生を書類送検 動機解明できず
2018年11月27日 16時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181127/k10011725421000.html

仙台市の交番で警察官が刃物で刺されて殺害された事件で、警察は、拳銃で撃たれて死亡した大学生を殺人などの疑いで書類送検しました。事件の動機は解明できなかったということです。
ことし9月、仙台市宮城野区の東仙台交番で、清野裕彰警部補(33)が刃物で刺されて殺害され、近くに住む大学生の相澤悠太容疑者(21)が、交番の別の警察官に拳銃で撃たれて死亡しました。

警察は、相澤容疑者が清野警部補にエアガンを発射し、アウトドア用のナイフで胸を刺すなどして殺害したとして27日、殺人などの疑いで書類送検しました。

警察によりますと、自宅からはエアガンが十数丁押収され、銃の取り扱いに関する本が2冊見つかったということです。

一方、パソコンの記録を分析したり、家族や大学の関係者から話を聞いたりしましたが、事件の動機は解明できなかったということです。

事件が起きた交番は、防犯対策を強化し、今月1日に業務を再開しています。