時事通信
 駅トイレの水洗用センサーなどを壊したとして、警視庁葛飾署は28日までに、器物損壊容疑で東京都葛飾区新小岩、中国籍で無職の呂熙虎容疑者(30)を逮捕した。

 「やった覚えはない」と容疑を否認しているという。

 都内では、JRの駅トイレ設備が壊される事件が二十数件発生(被害総額数百万円)しており、同署は呂容疑者が関与した疑いがあるとみて調べている。

 逮捕容疑は10月4日午後4時40分ごろ、JR総武線新小岩駅の男性用トイレ2カ所と多機能トイレ1カ所で、水洗用センサーを強引に外し、電源コードを切断するなどして壊した疑い。

 同署によると、呂容疑者はJR秋葉原駅のトイレと、水道橋駅近くのコンビニのトイレで水洗ボタンなどを壊したとして、既に逮捕、起訴されている。「仕事が決まらずむしゃくしゃしてやった」「ハサミや爪切りを使った」などと容疑を認めていたという。
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