これ、結構大きな話だよ。

工場栽培はスタート地点にすぎず、店頭までのルートで様々な事が問題が解消する。

惣菜工場のHACCP対応(2020年に全食品製造業・飲食店で義務化)
ガス置換・トップシール包装でロングライフ化を実現
↑中身がHACCP管理で初出菌量が低くないと意味ないが、工場栽培でクリア可
ロングライフ化による食品残渣の削減
ロングライフ化による物流の見直し
→物流費高騰回避、トラックの炭酸ガス排出抑制

まさに、今日本の食品の製造から流通が、行政などから求められている改善点に
すべてぴったりはまる。行政と約束がある大手チェーンにとっては、全体で多少コスト
アップしても、お釣りがくるレベルの改善になる。今は先行者費用がかかっているが
恐らくこれからコストも下がっていく。

製造工程にまで全部口出しする代わりに、自分たち専用のシステムを構築させて
しまう大手コンビニだから、見えないメリットも見える化して、推進できるって事。

ある程度の規模のチェーン(数千億クラス)では、セントラルキッチンに野菜工場併設
するなどして、こちらが主流になっていく。ちょうどレトルト包装がいつの間にか浸透
していった時のように。