日経BPコンサルティング(東京・港)がまとめた「大学ブランド・イメージ調査2018―19(北陸・東海編)」によると、名古屋大が調査開始以来、11年連続で大学ブランド力(偏差値)が最も高く、南山大や中京大が続いた。

日本福祉大や三重大は前回調査から偏差値を大きく上げた。

調査は7月30日から8月27日まで東海・北陸地方の65校を対象に両地方在住の会社員や中学生以上の子供を持つ父母、教育関係者らを対象にインターネットで実施。

大学や学生に対するイメージなど49項目をたずね、ブランド力を算出した。

名古屋大は21項目で1位を獲得した。

名古屋大と運営法人の統合を協議している岐阜大も昨年から順位を上げた。

前回からの上昇率がトップだったのは日本福祉大だ。

「社会福祉学科」を職種ごとに4つの専修に分けた試みなどが評価された。

三重大は地域に根ざした取り組みが偏差値の上昇につながった。

項目別では専門性の高い教員養成を掲げる愛知教育大が「教育機関としてのビジョンがある」と評価されたほか、「グローバル」分野では海外138校と協定を結ぶ名古屋外大が首位だった。

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