グローバル資本主義、言い換えれば新自由主義のグローバルモデルはいったい何をもたらしたのか?

新自由主義者は商売の自由の邪魔になるものを憎む。
労働者の権利などが標的にされる。

ヒト、モノ、カネ、サービスのグローバルかつ自由な移動

そして規制緩和、小さな政府、民営化である。

水道の民営化は新自由主義の典型である。

規制緩和によって労働者の権利は大きく後退した。 なぜなら商売の邪魔になるからである。

小さな政府はしょせん社会保障の縮小廃止にすぎなかった。


新自由主義は国民国家を解体するだけでなく、一国民の労働者としての権利も少しずつはぎ取られ、
社会保障はどんどんじり貧になり、インフラは民営化で料金上昇とサービス品質低下の憂き目にあう。

新自由主義を地球全体に適用しようとするワシントン・コンセンサスにおいては
ヒト、モノ、カネ、サービスの自由な移動を謳う。

ヒトの自由な移動が何をもたらしたか?
カネの自由な移動が何をもたらしたか?
国境を超えたサービスに課税できないのはなぜなのか?
公務員には何の痛みも伴わぬものでしかなかった。

わが国では水道の民営化と移民が始まろうとしている。
君と僕らの世界が誰かに侵略されてるぞ。