裁判員辞退 鳥取は76%

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20181203/4040001688.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年1年間、鳥取で開かれた裁判員が参加する刑事事件の裁判で裁判員を辞退した人の割合は
76%に上り、全国で最も高かったことが裁判所の調査で分かりました。

裁判員裁判は20歳以上の一般の人がプロの裁判官とともに刑事事件の審理を行う制度で、
鳥取では去年1年間、2つの事件が対象となり、裁判員あわせて12人を選ぶ手続きが行われました。
裁判所によりますと、無作為に選んだ305人に裁判員を務められるか打診したところ、
232人、率にして76%が辞退を申し出たということです。

これは全国平均を10ポイント上回り、全国の裁判所の中で最も高くなりました。
2つの事件ともに残りの73人の中から裁判員を選ぶことができたため、
裁判の審理に支障はなかったということです。

また、辞退の理由を尋ねたところ、高齢や学生であることなどを挙げた人が80人と最も多く、
次いで「仕事がある」が66人、「生活に支障が出る」が41人でした。

鳥取地方裁判所は
「辞退が多くなれば市民の意見を幅広く取り入れることができなくなる。
摸擬裁判を開くなど、市民が参加しやすい環境づくりに努めたい」
と話しています。

12/03 13:09