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>「白鯨」(太地町)

2010.10.13
国民宿舎「白鯨」が“経営破綻”(美熊野政経塾)
https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834578/a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa_1/48605.html
国民宿舎「白鯨」(以下白鯨)が経営破綻する可能性があります。
太地町国民宿舎事業決算報告書(企業会計)によると平成21年度は約2500万円の赤字でした。
平成19年度末で約4970万円あった現金預金が、平成20年度末で3380万円、平成21年度末では約1480万円になってしまいました。
9月議会において今年度の8月までの営業実績を質問しましたが、芳しくありません。
現金預金が約1480万円しかないということは、今年度も平成21年度同様の決算だとすると、経営が破綻するということになります。
民間ではこのような状態を赤字と言いますが公共団体では赤字とは言わないだのそうです。
このような状態を「普通赤字だというのではないですか」との質問に、監査委員は「赤字だと思うが公共団体では支払いが可能ならば赤字であるとは言わないのではないか」ということでした。
つまり公共団体が、事業が赤字であると発表する段階ではすでに経営が破綻した状態になっているということになります。
太地町民の多数は「白鯨」がこのような経営状態だということを知らないはずです。
これは全国の自治体に言えることだと思います。自治体が経営する事業にはよほど注意していないと突然破綻だということになりかねません。
私は2年前ぐらいから「白鯨を指定管理者制度に移行すべきではないか」と何度も議会で提案しています。
三軒町長は「高齢者向けのアパートにすることも考えている」ということですがアパートにするには部屋の改造もしなくてはならないだろうし管理人や調理人を置かなくてはなりません。
経営も特別会計でやるのでしょうか。又赤字になるのは必然です。
「白鯨」は国民健康保険や水道、公共下水のように一般会計からの繰り入れをしてまでやる事業ではないと私は考えます。
太地町は宿泊施設が少ない町です。高齢者のアパートなどにするより早急に白鯨を経営してくれる民間人を探すべきです。
もう時間がありませんよ。ナミのようにまた議会無視でしょうか。