山下貴司法相は4日の参院法務委員会で、失踪した外国人技能実習生からの聞き取り調査結果に野党から批判が出ていることを受け、法務省のプロジェクトチームで実習先に対する裏付け調査を行う意向を明らかにした。

 立憲民主党など主要野党は、失踪した実習生2870人分の「聴取票」を精査した結果、7割近くが最低賃金未満の時給で働いていた疑いがあると発表している。これに関し、法相は「失踪実習生からの聞き取りのままだ。反面調査でなければ判明しない部分もある」と述べた。共産党の仁比聡平氏への答弁。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120400630&;g=pol