TPP=環太平洋パートナーシップ協定が今月30日に発効するのを前に、流通大手の「イオン」は、TPP協定に加盟するオーストラリア産の牛肉を7日から値下げすることになりました。

オーストラリアからの輸入牛肉の関税は、日本とのEPA=経済連携協定によって、現在、冷蔵で29.3%となっていますが、今月30日に発効するTPP協定では、1年目は27.5%に引き下げられます。

このため、イオンは、オーストラリアのタスマニア島にある直営牧場で生産したステーキ用の牛肉を値下げすることにしました。

このうち、「サーロイン」はおよそ19%値下げされ、100グラム当たりの税抜き価格は120円ほど安い480円になるということです。

今回の値下げは、本州と四国のおよそ400店舗で7日から始まりますが、6日は東京  目黒区の店舗で一足早く実施され、20代の女性客は「値下げのおかげで、ふだんより大きめの牛肉を買うことができました」と話していました。

「イオンリテール」の釼持彰畜産商品部長は「TPPでは輸入牛肉の関税が将来的に9%まで下がるのでインパクトは大きい。牛肉の需要が高まる年末に向けて売り上げの増加を期待したい」と話していました。

2018年12月6日 13時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181206/k10011736871000.html
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