けがの治療費を不正に請求したなどとして懲戒免職になった元小学校の校長が、処分の取り消しを求めている裁判で、県教委は全面的に争う姿勢を示しました。

処分の取り消しを求めているのは、松本市源池小学校の元校長小室邦夫さん65歳です。

訴状などによりますと、交通事故のけがの治療を受けていないのに相手に治療費を架空請求したなどとする県教委の処分理由については金額などが事実と異なり、請求も故意に行ったものではないと主張。

また県教委から弁解の機会を与えられず、処分は一方的だったとしています。

長野地裁できょう開かれた第1回口頭弁論で、県教委側は請求棄却を求める答弁書を提出し、全面的に争う姿勢を示しました。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00341988-sbcv-l20