12/7(金) 16:07 朝日新聞デジタル
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 安倍晋三首相は来年1月9〜11日の日程で、英国とオランダを訪問する方針を固めた。首相の外遊を優先させるため、政府は同4日の通常国会召集は見送り、同25日か28日とする方向だ。政権幹部が明らかにした。

 英国ではメイ首相と会談し、欧州連合(EU)離脱による日本企業への影響などを話し合う。日立製作所が計画している原発の建設工事についても意見を交わすとみられる。

 来年の通常国会召集は、首相の欧州訪問を優先させるため、1月4日を見送り、1月25、28両日を軸に最終調整している。首相は1月22日からスイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にあわせてロシアを訪問し、プーチン大統領と会談する予定。日ロ首脳会談の日程が固まり次第、召集日を最終的に決める方針だ。

 首相は11月30日〜12月1日にアルゼンチンであった主要20カ国・地域(G20)首脳会議出席にあわせ、英国、オランダの両国を訪問する予定だったが、国会対応のためとりやめていた。