>>187
研究者として優秀な者はえてしてビジネスには疎い。
応用研究ならば研究チームにビジネスパーソンを加えることで研究資金を得ることが可能となるが、
基礎研究はその価値がわかるまでに数十年かかることはざらであり、ビジネスとは直接結びつかず、数十年後のビジネスモデルや社会モデルと結びつくようなもの。
そのため企業や大学や研究機関に資金的余力をもたせて、「応用研究するだけで精一杯」という状況を解消する必要がある。

また何十年にも渡って安定的に資金支援があるという前提に立てて初めて効果が出るようなもの。
途上国支援を何十年もし続けてようやく信用を得てきたことと変わらない。
一見無駄に思えるかもしれないが、それが他に目を向ける心の余裕を生み出す。
それに必要な金が日本にないわけが無い。
生活の豊かさとか国際貢献や隣国との馴れ合いみたいな言葉の裏につぎ込んでいるお金の使い方をちょっと変えるだけで出てくるだろう。