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ノーベルウィーク始まる 街全体で祝福 ストックホルム
2018年12月8日 6時39分ノーベル賞

スウェーデンのストックホルムではノーベル賞に関連した掲示などが設けられていて、街全体でノーベル賞の授賞式を盛り上げようとしている様子が感じられます。

スウェーデンの首都、ストックホルムでは、ノーベル賞の受賞者を祝福するさまざまな行事が行われるノーベルウィークが始まり、関連する掲示やお知らせなどが設けられます。

このうち、中心部の道路沿いには間隔をおいて電光掲示板が建てられていて、広告の合間におよそ10秒ほどの各賞の紹介が繰り返し映し出されています。

本庶さんが受賞する医学・生理学賞は「がんとの闘い」を意味する「FIGHTINGCANCER」というキャッチフレーズで受賞者の業績をたたえています。

また、コンサートホールには受賞者を招いた音楽会である「ノーベル・コンサート」の開催を知らせる垂れ幕が掲げられ、街全体でノーベル賞の授賞式を盛り上げようとしている様子が感じられます。

17歳の女性は「ノーベル賞には大変興味があり、毎年、学校でも話題になります」と話していました。

また、72歳の男性は「この日は毎年、妻と2人で正装に着替えてテレビの前で授賞式と晩さん会の様子を見守ります。ことしはアジアの方が、がんの研究の分野で医学・生理学賞を受賞したと聞いて、とても気になっています」と話していました。