知人の男が殺害した男性の遺体を焼却した罪に問われている男に、執行猶予付きの有罪判決です。

 愛知県稲沢市の無職・服部拓哉被告(23)は今年2月、知人の野間裕司被告(31)に殺害された元飲食店経営・岡田亮祐さん(当時28)の遺体を稲沢市内でドラム缶に入れて焼いた死体損壊の罪に問われていました。

 これまでの裁判で、服部被告は「燃やした中身を知らなかった」などと起訴内容を否認し、検察側は「服部被告が『焼却したものに肉のようなものもあった』と交際相手に話すなど遺体と認識していた」と指摘し、懲役2年6カ月を求刑していました。

 11日の判決で名古屋地裁は「現場の異臭などから、燃やしているのは死体かもしれないという認識は十分にあった」と指摘する一方「野間被告の従属的立場だった」などとして、服部被告に懲役1年6ヵ月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

 弁護側は、判決内容を不服として近く控訴する方針です。

(最終更新:2018/12/11 16:28)
東海テレビ
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