女性転落死で黙秘の男性を提訴

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20181211/5070002601.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年、大分市の繁華街で女性が転落死したことをめぐって亡くなる直前まで身につけていたとみられる
下着や靴を隠した罪で有罪判決を受けた男性が捜査や裁判で黙秘し続けたため、
娘が亡くなったいきさつを知ることができず、大きな精神的苦痛を受けているなどとして
11日、両親が大分地方裁判所に損害賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、去年7月、大分市都町の雑居ビルから転落して亡くなった
大分市の会社員、三宮万葉さん(当時31)の両親です。

三宮さんの死をめぐっては、亡くなる直前まで身につけていたとみられる下着や靴を
転落現場のそばのビルに隠して放置したとして、知り合いの20代の男性が器物損壊の罪に問われ、
罰金30万円の有罪判決が確定しています。

訴状などによりますと、男性は死亡推定時刻の1時間ほど前に、三宮さんと2人で
現場に隣接するビルに入っていく様子が防犯カメラの映像で確認され、
何らかの事情を知っている可能性が指摘されたものの、捜査や裁判で黙秘を続けました。

このため、三宮さんの両親は、
「娘が亡くなったいきさつを全く知ることができず、大きな精神的苦痛を受けている」
などとして男性に対して損害賠償を求める訴えを11日、大分地方裁判所に起こしました。

損害賠償の請求額は明らかにされていません。

三宮さんの両親は、「娘に何があったのか、事実を明らかにしてほしい」と話しています。

12/11 12:02