資源エネルギー庁が12日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(10日時点、1リットルあたり)は、前週より2・0円安い149・3円だった。7週連続の値下がりとなる。150円を割ったのは5月21日以来、約7か月ぶりだ。

 ハイオクは2・0円安の160・1円、軽油は1・7円安の129・5円、灯油の店頭平均価格(18リットルあたり)は25円安い1687円だった。

 原油安により調達コストが下がった。石油輸出国機構(OPEC)など主要産油国が先週、来年1月からの減産を決めたが、影響は表れていない。日本エネルギー経済研究所石油情報センターは「卸売価格が値下げされているため、来週もガソリン価格は下がる見込みだ」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181212-OYT1T50110.html