都が「インフル流行開始」を発表
12月13日 16時42分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181213/0022572.html

東京都内でインフルエンザの患者が増えていることから、東京都は13日、インフルエンザの流行が始まったと発表しました。
流行の開始は昨シーズンより2週間遅いということですが、都はこまめな手洗いなど対策の徹底を呼びかけています。

東京都によりますと、今月9日までの1週間で都内419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は、1つの医療機関あたりで1.57人になりました。
都は、流行の開始の目安となる「1人」を超えたとして、13日、都内でインフルエンザの流行が始まったと発表しました。
流行の開始は昨シーズンと比べて2週間遅いということです。
都内では、すでに学校や福祉施設などでインフルエンザとみられる集団感染があわせて108件報告され、83の幼稚園や小中学校で学級閉鎖などが行われたということです。
インフルエンザは、例年12月から3月にかけて流行していて、都はこまめな手洗いやせきなどの症状がある場合のマスクの着用など、対策の徹底を呼びかけています。