水道水で鼻うがいをしていた女性、脳を食べるアメーバに感染して死亡
ギズモード・ジャパン 2018.12.12 14:00
Image: K. J. Piper et al., 2018/International Journal of Infectious Diseases
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author George Dvorsky - Gizmodo US ( 岡本玄介 )
https://www.gizmodo.jp/2018/12/rare-brain-eating-amoeba-kills-woman.html
[原文]
https://gizmodo.com/rare-brain-eating-amoeba-kills-woman-who-filled-her-net-1830940128

脳喰いアメーバの恐怖は身近にあります。

シアトルにいる68歳の女性が、水道水で鼻うがいをしていたことで脳を食べる珍しいアメーバを摂り込んでしまい、亡くなりました。

この件について、感染症国際ジャーナル「International Journal of Infectious Diseases」の新しいケース・スタディーで、このように記述されました。


「この感染症は当初、
 脳腫瘍として誤診されていました。
 疑いのある腫瘍を取り除く手術中、
 シアトルのスウェディッシュ・メディカル・センター
 神経外科医の執刀医チャールズ・コブズ医師は、
 脳の損傷の程度に驚き、
 さらなるテストのためサンプルを抽出しました」


●犯人はアメーバ

コブズ医師は、The Seattle Timesにてこの状況についてこう語っています。


「私がこの女性に手術をしたとき、
 脳のゴルフボール大ほどの部分が
 血まみれになっていたんです。
 そこには脳細胞を食べるアメーバが
 そこら中に巣食っていたのですが、
 我々は最初それが何なのかわかりませんでした。

 そこで組織を切り取って調べたら……
 アメーバだということが判明したのです。」


その後の生検レポートには、女性に寄生していたのは「バラミュージア・マンドリラリス(Balamuthia mandrillaris)」というアメーバだったことが示されました。この種の感染症は非常にまれですが、特にこの事件は、「鼻うがいからと思われる、Balamuthia mandrillaris脳感染の最初のケース」である、と珍しい事例として記載されたのでした。

●原因は水道水

鼻うがいとは急須のようなネティー・ポットを使い、鼻の穴に水を注ぐことで副鼻腔の圧迫感を軽減するものですが、この女性は煮沸した水または生理食塩水の代わりに、購入した水用フィルターを通して濾過した水道水を使用したとのこと。

米Gizmodoのドヴォルスキー記者も、ネティー・ポットで鼻うがいをするとのことですが、煮沸した水や生理食塩水を使うことは知らなかったのだそうです。おそらくほかの多くの人々にとっても驚きだと思う、と述べています。


(以下リンク先)

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