12/13(木) 20:15配信 テレビ静岡NEWS

異例の延期を続けていたサクラエビの秋漁、資源回復のために決断です。県桜えび漁業組合は4回にわたる調査で大きなエビがいる海域を確認できなかったとして秋漁を取り止めることを決めました。

望月武組合長「待っても大きくならない。網をかけても獲れないという状況が続いていますので、本日をもって秋漁の取りやめを決定しました」。

県桜えび漁業組合は、13日会議を開き、12月24日まで漁期が続く秋漁について、一度も漁に出ることなく取り止めることにしました。

望月武組合長「消費者の皆さんが、サクラエビを楽しみにしていてくれたのはありがたい。提供できなかったのは、すまないという気持ちを持っています」。

サクラエビの秋漁はほとんどが稚エビだったため、組合は漁を自粛し、県が調査してきました。

しかし、体長35ミリを超える大きなエビの群れは確認できませんでした。

實石正則副組合長「これをやらないと資源回復ができない。本当にすまない気持ちをもちながら、自主規制をさせてもらいました。資源回復すれば、必ず市場にも出回りますし、それを少しの間待っていてくれたら」。

予定された漁の期間中、一度も漁が行われないのは初めてです。

以下ソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00000004-sut-l22