大阪市議会の9月定例会は12日、2025年の大阪開催が決定した国際博覧会(万博)を巡り、会場地となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)の整備費用など140億円を盛り込んだ補正予算案を含む計80議案を可決し、閉会した。

 万博に関する補正予算案では、夢洲の埋め立て費用として136億1400万円を計上。そのうち、地盤改良など埋め立てを急ぐための経費として、50億円を提案した。議案は維新、自民、公明などの賛成多数で可決した。

 別の補正予算案には、今年9月に上陸した「台風21号」で被災した市営住宅など公共施設の修繕、倒木の撤去をはじめとする復旧に要する経費など35億7300万円も計上されている。

 市立大と府立大の統合を巡っては、22年度に1法人1大学としての開学を目指すことを明記した関連議案を可決した



大阪日日新聞 2018年12月13日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/181213/20181213034.html