【ワシントン共同】トランプ米大統領は13日、米国の政策金利について「連邦準備制度理事会(FRB)はもう金利を上げないでほしい」と述べ、来週に迫った会合でFRBが検討する利上げに反対する姿勢を鮮明にした。中国が米自動車に課す関税を15%に引き下げても不十分との考えも示した。米FOXニュースで語った。

 トランプ氏は「インフレは非常に低い。ほぼ正常な金利水準だ」と指摘し、利上げの必要性は乏しいとの見方を強調した。11日にも利上げは「ばかげていると思う」「貿易で戦っており、金融緩和が必要だ」とロイター通信で語っていた。

2018/12/14 08:10
共同通信
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