名古屋で新路面公共交通システム「SRT」導入検討 既存の道路に“専用・優先レーン”も
12/14(金) 11:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00020067-tokaiv-l23


 2027年のリニア開業を見据えた名古屋駅周辺の再整備に絡み、名古屋市は名古屋駅と栄や大須などを結ぶ新たな路面公共交通システムの導入を検討していることが分かりました。

 名古屋駅周辺の再整備に絡み市が導入を検討しているのは「SRT」と呼ばれるバス型の新たな路面公共交通システムです。

 燃料電池などを使って環境に配慮するほか、自動運転機能も導入する方針です。

 ルートは名古屋駅と栄を結ぶ「東西ルート」、名古屋駅から大須と栄、名古屋城をつなぐ「周回ルート」の2つを想定していて、幅20メートル以上の既存の道路に「専用レーン」や「優先レーン」を設けることを検討します。

 名古屋市はまず、名古屋駅と名古屋城の間で実証運転を行って、交通への影響などを検証したうえで、リニアが開業する2027年までの実用化を目指します。