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住宅全焼２人死亡 足の不自由な妻と夫か 福島
2018年12月17日 17時05分

17日、福島市で住宅が全焼し、焼け跡から２人の遺体が見つかりました。警察では、遺体はこの住宅に住む80代の夫婦とみて身元の確認を進めています。

17日午前11時すぎ、福島市飯坂町平野の安達吉十郎さん（89）の住宅から火が出ていると消防に通報がありました。
火はおよそ２時間後に消し止められましたが、木造一部２階建ての住宅、270平方メートル余りが全焼し、１階の台所付近から２人の遺体が見つかりました。

警察によりますと、この住宅には安達さんと妻の和子さん（83）が２人で暮らしていて、火事のあと連絡がとれていないということです。

近所の住民によりますと、和子さんは足が不自由でほとんど外出できず、安達さんが身の回りの世話をしていたということです。

近所の住民は「気付いたら炎と黒い煙が立ち上っていた。安達さんが大丈夫か中の様子を確認しようとしたが火の海の状態で入れなかった」と話していました。

警察は、遺体は安達さん夫婦とみて身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。