https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181217/k10011750501000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

三菱自動車 「指名・報酬委員会」設置へ 経営の透明性高める
2018年12月17日 21時07分ゴーン前会長 影響

カルロス・ゴーン前会長を先月、経営トップから解任した三菱自動車工業は、17日に開いた取締役会で、経営の透明性を高めるとして、社外取締役などが取締役の候補や報酬を決める「指名・報酬委員会」を新たに設置することを決めました。

発表によりますと、三菱自動車は17日の取締役会で、社外取締役などが取締役の候補や報酬を決める「指名・報酬委員会」を新たに設置することを決めました。

三菱自動車は、カルロス・ゴーン前会長を先月、経営トップから解任していて、委員会の設置の理由について、経営の透明性を高めるためとしています。

取締役会のあと、益子修CEO=最高経営責任者は報道各社の取材に対し、「報酬に関する手続きの透明性を確保することで、ガバナンスをさらに充実させたい」と述べました。

一方、ゴーン前会長の不正があったかどうか、三菱自動車として行っている社内調査については「本日は調査結果を報告できる段階には至っていない。できるだけ早く報告したい」と述べるにとどまり、年内の調査結果の公表を目指すとしています。