12/18(火) 12:39 共同通信
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 石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油は18日、経営統合の承認を求める臨時株主総会をそれぞれ東京都内で開いた。承認を得て、統合の手続きが全て終了した。出光創業家の反対で当初の計画から大幅に遅れたが、2019年4月1日の新会社誕生が確定する。石油元売りは再編で先手を打った最大手のJXTGホールディングスとの2強体制となる。

 昭和シェルの株主に出光株を割り当てる「株式交換」により、出光が昭和シェルを完全子会社にし、両社の業務を統括する。社名は「出光昭和シェル」を使う。出光と昭和シェルの給油所のブランドは当面、並立させる。グループで7カ所の製油所も維持する。