アパマン北海道社長「驚き」消臭スプレー缶新品120本ガス抜きは店長1人が作業 販売ノルマは「ない」

 札幌市豊平区で16日夜に発生した爆発事故で、発生元の可能性がある不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生社長が18日夕、会見。

 冒頭「被害に遭わせてしまった方々皆さまに心からおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。被害に遭わせてしまった方々に関しましては、誠心誠意、ご対応をさせていただこうと思っております」と謝罪し、頭を下げた。今後については、内部監査を強化し、再発を防ぐとした。

 「アパマンショップリーシング北海道」の親会社、APAMANはこの日午前、公式サイトに謝罪文を発表。店内にいた従業員から聞き取り調査し、消臭スプレー缶約120本の廃棄処理後、湯沸かし器をつけたところ爆発が起きたとの報告を受けたと明らかにした。

 消臭スプレー缶120本は新品。そのガス抜きを従業員が行ったことをどう受け止めるか?と聞かれ、佐藤社長は「正直なところを言うと、驚きました。なぜ、そのようなことをしてしまったのか。通常は考えられないこと。それも店舗の中で120本を散布したということは、通常は考えられないこと。通常であれば、やるべき仕事ではない」と率直な心境を語った。

 事故当時、店舗にいたのは店長1人、社員1人。佐藤社長によると、ガス抜きは店長1人で行い、社員は別の仕事をしていたという。消臭スプレー缶は施工代込みで1本約1万円。入居者に買ってもらうノルマは「ございません」とした。

 店長と社員は顔全体に火傷。約2週間で日常生活に戻れるという。

2018年12月18日 19:10
スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/12/18/kiji/20181218s00042000279000c.html
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【札幌爆発】アパマン北海道社長 スプレー缶による消臭サービス未実施も 道内全13店舗を調査へ

札幌市豊平区で16日夜に発生した爆発事故で、発生元の可能性がある不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生社長が18日夕、会見。冒頭「被害に遭わせてしまった方々皆さまに心からおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。被害に遭わせてしまった方々に関しましては、誠心誠意、ご対応をさせていただこうと思っております」と謝罪し、頭を下げた。今後については、内部監査を強化し、再発を防ぐとした。

 「アパマンショップリーシング北海道」の親会社、APAMANはこの日午前、公式サイトに謝罪文を発表。店内にいた従業員から聞き取り調査し、消臭スプレー缶約120本の廃棄処理後、湯沸かし器をつけたところ爆発が起きたとの報告を受けたと明らかにした。

 事故当時、店舗にいたのは店長1人、社員1人。佐藤社長によると、ガス抜きは店長1人で行い、社員は別の仕事をしていたという。

 佐藤社長は、この店舗においてスプレー缶を使う消臭サービスを顧客と契約しながら、実施していないケースがあったと明らかに。これを受け、同社が運営する道内全13店舗を調査する。また、消臭サービスの未実施が大量廃棄の一因との見方を示した。

2018年12月18日 20:10
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/12/18/kiji/20181218s00042000298000c.html