県立県民健康科学大学の50代の准教授がことし5月、JR東京駅で駅員に暴行をしたとして、懲戒処分を受けました。

処分を受けたのは、県立県民健康科学大学の50代の男性准教授です。
大学を運営している県公立大学法人によりますと、この准教授はことし5月、JR東京駅でスマートフォンの機能を使って新幹線の改札を通ろうとした際、通れなかったことから駅員と口論になり、2人の駅員に対してつばを吐きかけたり、ひじ打ちをしたりしたということです。
法人によりますと、准教授は駆けつけた警察官に暴行の疑いでその場で逮捕され、その後、被害者との間で示談が成立したため、ことし9月に不起訴になったということです。
事件当時、准教授は都内で友人と酒を飲んだ帰りで、大学の聴き取りに対して事実を認め、「大変申し訳ないことをした」と話しているということです。
法人は18日付けで、准教授を戒告の懲戒処分としました。
県公立大学法人の荒井進事務局長は会見を開き「教員がこのような事件を起こし、大変申し訳ありません。学生や県民の皆様におわび申し上げます」と陳謝しました。

12月18日 17時20分
群馬 NEWS WEB
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