リニア中央新幹線の開業を見据えた名古屋駅周辺の再整備について、名古屋市は、費用が2000億円を超える見通しであることを明らかにしました。

名古屋市の試算ではリニア開業で、名古屋駅の利用者は1日およそ124万人から140万人ほどに増える見込みで、市は駅東側のロータリー部分を三差路に変えて大きな広場を作るなど人が動きやすい駅へと再整備する計画を検討しています。

19日の市議会の委員会で市は全ての整備にかかる費用について、他都市の事例から試算すると2000億円を超える規模になることを明らかにしました。

また、市は現在駅前にあるモニュメント「飛翔」に変わる新たなランドマークとして、広場近くに信長・秀吉・家康の3英傑の銅像を設置することも検討しています。

一方、再整備に絡んで導入を検討している新たな路面公共交通システム=SRTについては、市は早ければ来年度にも車両を購入するなどして実証実験を始める方針です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00020144-tokaiv-l23