土砂崩れ現場で滑落男性死亡
12月18日 17時01分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20181218/5070002647.html

ことし4月、6人が死亡する大規模な土砂崩れが起きた大分県中津市の現場で、18日午前、復旧工事にあたっていた男性が作業中に斜面から滑り落ち体を強く打って死亡しました。

18日午前10時ごろ、大分県中津市耶馬溪町の土砂崩れの現場で、復旧作業にあたっていた男性が斜面から滑り落ちたと、消防に通報がありました。

警察が調べたところ、滑り落ちたのは大分県中津市加来の会社員、巣野幸男さん(63)で、体を強く打っていたため病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡しました。

現場は、ことし4月に6人が死亡した大規模な土砂崩れが起きた場所で、警察によりますと、当時、巣野さんは、落石を防ぐために金網を取り付ける工事に携わっていて斜面の上の方から50メートルほど滑り落ちたということです。

警察では、工事関係者から話しを聞いて当時の状況を詳しく調べています。