2018年12月20日10時47分 [? 中央日報日本語版]

画家ビュー・スタントンさんが描いた旭日旗模様の壁画
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米ロサンゼルスのコリアタウンに位置したある公立学校の外壁に描かれた「旭日旗」を想起させる壁画の消去作業が一時保留された。17日(現地時間)、ロサンゼルス・タイムズ紙によると、ロサンゼルスの統一学区はこの日「多くの反響があり、追加の議論が必要だ」として消去計画を当分保留すると明らかにした。

該当壁画はロサンゼルスのコリアタウンにある公立学校「ロバート・F・ケネディ・コミュニティー・スクールズ」の体育館外壁に描かれたもので、2016年学校の壁画祭りの時、画家ビュー・スタントンさん(32)が描いたものだ。スタントンさんは、壁画に描かれたのは米国の有名女優である故エバ・ガードナーで、光線の模様は旭日旗を意味したわけではないと釈明したことがある。当初、ロサンゼルスの統一学区が韓国系の人々の抗議で翌月休みの期間中に壁画を塗り消すことにしたが、「表現の自由を侵す」という反対のの声が出てきた。

ロサンゼルス・タイムズ紙は、ロバート・ケネディ氏の息子であり、作家兼弁護士として活動しているマックス・ケネディさんの意見も添えた。マックス・ケネディさんは「私たちはシンボル(symbol)の力を知っている。また、シェパード・フェアリーさんとビュー・スタントンさんが公共美術の検閲に反対することを支持する」として「象徴の表現は傷を刺激することもあり得るし、ある象徴は表現してはならない。だが、光線(rays of light)はこの国で希望を表す」と主張した。

ウェルシェア・コミュニティ連合会(WCC)のチョン・チャンニョン会長は米国中央日報に
「LAUSDから壁画の消去決定を改めて議論したいというメールを送ってきた。見直しの決定とみられる」として
「韓国系社会はLAUSD、画家や少数界の痛みと歴史を直視し、対話で壁画の除去合意を導いた。
報道機関と一部の画家が芸術の自由だけを強調して少数界コミュニティは冷遇する対決構図のフレームは誤った」と話した。

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