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共同通信

 製品評価技術基盤機構(NITE)は20日、踏切内で電動車椅子と列車との接触事故が2009年以降、16件あったと発表した。うち11件が死亡事故で、今年だけで兵庫など4県で5件発生した。担当者は「電動車椅子の使用者が年々増加しており、今後も事故が増える可能性がある」と注意を呼び掛けている。

 NITEによると、接触事故は09年4月〜18年11月に16件発生。電動車椅子はシニアカーと呼ばれる高齢者用の「ハンドル形」と、障害者用の「ジョイスティック形」があり、うち15件がハンドル形だった。

 16件の内訳は、死亡が11件、重傷が4件。1件は、けがはなかった。