来年のGW、東京証券取引所も10連休
2018年12月22日 20時02分
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181222-OYT1T50075.html?from=ytop_main4

 日本取引所グループ(JPX)は、傘下に置く東京証券取引所と大阪取引所の取引を、来年4月27日から5月6日まで10日間続けて休場にすると発表した。祝日法が施行された1948年以降、9連休は年末年始に7回あったが、国内の株式市場で10日間取引が止まるのは初めてという。

 皇太子さまが即位する2019年5月1日を祝日扱いとする法律が今月8日、成立した。「昭和の日」(4月29日)と「憲法記念日」(5月3日)に挟まれた4月30日と5月2日も、祝日法の規定で休日になる。
 これにより、来年のゴールデンウィークは「こどもの日」の振り替え休日の5月6日まで、土日も含めて10連休となる。
 休場中は、現物の株式や大阪取引所で扱う先物などの売買取引ができなくなる。一方、欧米やアジアではこの期間も市場が開く日が多く、海外で株価が大きく変動しても、国内の投資家は日本株の売買ができない。証券会社の多くは、連休中もインターネット経由で注文は受け付けるが、実際の売買は連休明けになる。
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