文部科学省は26日、第60次南極地域観測隊が乗った観測船「しらせ」が日本時間25日午後8時25分ごろ、昭和基地の沖合約500メートルの定着氷に接岸したと発表した。今後、燃料や食料などを基地に運び込む。作業が順調に進めば、来年2月下旬に越冬隊が交代する予定。

しらせは11月10日に東京・晴海を出港。船体を乗り上げて氷を砕く「ラミング」を344回繰り返して接岸地点に着いた。今月22日からはヘリコプターを使った物資輸送を始めていた。(時事)

2018/12/27 05:00
時事通信
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