北アルプス・池ノ平山の山頂付近(富山県上市町、標高約2550メートル)を登山中の男性2人から救助要請があり、富山県警は28日、救助を試みたが、悪天候で近づけず断念した。

 2人の安全は確認できているが、救助作業は25日から続いている。

 発表によると、救助を待っているのは、兵庫県宝塚市、無職の男性(51)と、山岳仲間の茨城県つくば市、国家公務員の男性(25)。
2人は23日に入山したが、25日に51歳の男性が両足の指に凍傷を負って動けなくなり、同日夕、県警に救助を要請した。県警はヘリと地上で救助を試みたが、山頂付近に近づけなかった。

 2人とは携帯電話で連絡を取って健康状態などを確認。雪に穴を掘って風雪をしのいでいて、食料や携帯電話の電池も数日分の余裕はあるという。

 現場は剣岳の北北東約2キロ。県警は天候の回復を待って救助活動を再開する。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15806485/

北アルプス 剱岳で遭難の2人 きょうも悪天候で救助できず
2018年12月30日 18時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181230/k10011764021000.html