年を取るとともに食道がんに結び付く遺伝子変異が起こる割合が高くなる仕組みを解明したと京都大学の研究グループが発表しました。

死因の1位を占めるがんは70パーセントが65歳以上の高齢者に発症しますが、その理由については詳しく分かっていませんでした。
京都大学大学院の小川誠司教授らの研究グループは、がん患者ら約60人の食道の上皮を採取して遺伝子変異が起こるパターンを解析しました。
その結果、食道がんに結び付く遺伝子変異は年を取るとともに広がり、さらに、日常的に飲酒や喫煙をする人にその傾向が強くなることが分かりました。
小川教授は、がんが発生する仕組みを解明することでがんの早期診断や予防につなげたい考えで、「飲酒や喫煙の習慣がある人は注意が必要」としています。

http://news.livedoor.com/article/detail/15822761/
2019年1月3日 3時5分 テレ朝news