1/3(木) 18:08配信
毎日新聞

 福岡市東区の筥崎宮(はこざきぐう)で3日、新春恒例の「玉せせり」があった。触れれば幸運を授かるといわれる木製の玉(直径約28センチ、重さ約8キロ)を、締め込み姿の競り子約300人が奪い合った。

 室町時代に始まったとされ、楼門で待つ神職に玉を納めるのが陸(おか)組なら豊作、浜組なら大漁になると伝わる。末社からスタートした競り子らは勢(きお)い水を浴びながら「オイサ」の声を響かせ、約250メートルの争奪戦を繰り広げた。

 今年は3年ぶりに浜組が納めた。参加した東消防団箱崎分団長、山崎孝行さん(57)は「活気で体が熱くなった。地域や社会が元気な一年になってほしい」と話した。【宮崎隆】

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