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北海道地震から4か月 生活再建が課題
2019年1月6日 12時21分北海道地震

震度7の揺れを観測した北海道地震から6日で4か月です。大きな被害が出た厚真町では、生活再建の見通しをどのように立てるかが大きな課題となっています。

去年9月に最大で震度7の揺れを観測した北海道地震では、土砂崩れなどのため、厚真町などで合わせて41人が亡くなりました。

この地震から6日で4か月ですが、厚真町では、町内8か所の仮設住宅で今も合わせて123世帯が暮らしていて、生活の再建の見通しをどのように立てるかが大きな課題となっています。

仮設住宅で母親と暮らす68歳の女性は、「あっという間の4か月でした。2年間は仮設住宅にいようと思っていますが、それ以降のことは、まだ考えられません。ことしは明るい年にしたい」と話していました。

また、88歳の女性は「亡くなった人がいる中で命があり、こうして狭くても寝られるところがあり、ありがたいと思っています。ことしも元気で生きていけたらと思います」と話していました。

厚真町は、先月28日、復旧・復興推進本部を設置していて、今後、復興に向けた動きを本格化させることにしています。