政府専用機、退役後は? 4月に2機入れ替え 千歳市は保存断念 博物館譲渡や民間売却検討

新型機への入れ替えのため、3月に退役する政府専用機2機の今後の「処遇」に注目が集まっている。
政府専用機の運航を担う航空自衛隊千歳基地を抱える千歳市は保存を検討したが、多額の維持費がかかる
こともあって断念。本州には保存を検討する自治体が複数あり、防衛省はこうした自治体への無償譲渡のほか、
民間企業への売却も含めて検討している。

(中略)

防衛省は退役する2機について、昨夏に活用策を広く公募。これに合わせ、千歳市は当初保存・展示を
検討したものの、年間億単位の維持費がかかることや、展示するスペースの確保などの観点から困難と判断し、
保存を断念した。一方、航空機展示のノウハウを持つ「青森県立三沢航空科学館」(三沢市)や
「あいち航空ミュージアム」(愛知県豊山町)などが保存を検討しているという。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/264375

北海道新聞 01/06 05:00