アメリカでの原発事業の損失で経営再建を余儀なくされた東芝の車谷会長は、原子力事業は「民間企業が単独でやるには重い事業になりつつある」と述べました。
 東芝・車谷暢昭会長:「不幸な事故があって、強い規制が掛かっていて、ビジネスとして民間の企業が単独でやるには非常に重い事業になりつつあるのかなと」
 東芝はアメリカの原発子会社の経営破綻で1兆円の損失を出し、去年、収益源だった半導体メモリ事業を売却してから、新たな主力事業は見いだせていません。
一方、原発事業を続けている日立のトップも務める中西経団連会長は「エネルギーの議論が徹底的に不足している」と政府の原子力政策に不満をあらわにしました。
春にも議論の場を設けるよう提言する考えです。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190108-00000004-ann-soci
1/8(火) 5:55配信