福井県は1月7日、文豪夏目漱石の第一高等中学校(後の旧制一高、東京大教養学部の前身)在学時の
成績を記した手帳が、越前市生まれの哲学者で教育者の松本源太郎が残した資料群から見つかったと
発表した。松本が同校教諭時代に採点した論理学の成績とみられ、漱石がクラスでトップの優秀な生徒
だったことが分かる。

成績帳には漱石のほか俳人正岡子規や福井市生まれの国文学者芳賀矢一らの成績も記されており、各界
で活躍した先人たちの若き日の様子もうかがえる。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/772295