サケのうまみ凝縮、クマのため 北海道・登別にトバ号
毎日新聞 2019年1月9日 11時41分(最終更新 1月9日 11時42分)
https://mainichi.jp/articles/20190109/k00/00m/040/093000c

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サケがつるされたトバ号にロープウエーのお客さんもびっくり=北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」で2019年1月5日、竹内幹撮影

 北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」で、サケの干物「鮭(さけ)とば」の寒風にさらす工程をゴンドラで行う「トバ号」が出現し、観光客の目を楽しませている。

 登別温泉街とクマ牧場を結ぶ片道1.2キロのロープウエーに専用ゴンドラを設け20匹のサケをつるす。1〜2週間で完成するが、通常の鮭とばと違い塩気がなくクマ専用という。

 2011年から行われていて、今シーズンは3月末までに約270匹分を作る予定だ。