ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の漁獲が低調だ。前年度(2017年11月〜18年4月)は国内で約9トンの稚魚がとれたが、今年度はまだ300〜400キロほど。土用の丑(うし)の日に出荷するには1月中に稚魚を確保する必要があり、養殖業者に焦りも出てきた。

日本で消費されるウナギの大半は養殖もの。日本のほか、中国や台湾など東アジアの海や河川に回遊してきた稚魚をとり、養殖池で太らせる。

昨年12月、千…

2019/1/9 18:45日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39816100Z00C19A1QM8000/