0001次郎丸 ★
2019/01/09(水) 19:36:33.37ID:Geq57AB+93min2019.1.9
(すべての映像と画像はソース)
https://i.imgur.com/TSvA17P.jpg
グルバングルイ・ベルドイムハメドフ Gurbanguli Berdymukhamedov 1957年生まれ。トルクメニスタンの初代大統領ニヤゾフの死去後、副首相から大統領に就任。
大統領の任期延長、年齢制限を撤廃する憲法改正をおこない、2017年の大統領選では97%超の得票率で圧勝、再選。
サッカーアジアカップで日本代表が今夜対戦するのは、中央アジアのトルクメニスタン。つい1年前まで家賃・学費・公共料金がほぼ無料という“楽園”だったのに、いまや国民は明日の食事にも困るほど窮乏している。だが、この国を統治する大統領だけはどこまでも楽天的だ。
・世界最悪の独裁者
ラリーカーで砂漠を疾走したかと思えば、自作のポップソングを弾き語りで披露。還暦ながら、孫とステージに立ってラップも繰り出す。重量挙げを得意とし、ボーリングではストライクを連発、射撃をすれば百発百中──。
トルクメニスタンのグルバングルイ・ベルドイムハメドフ大統領(61)ほど、人生を貪欲に謳歌している御仁はいないだろう。「中央アジアの北朝鮮」といわれるこの国のリーダーは、世界最悪の独裁者の一人に数えられる。
2017年、ロシアのプーチン大統領の誕生日に自国の犬を贈る際、仔犬の首根っこを掴んで高々と掲げて話題になった、あの人である。
歯科医だったベルドイムハメドフは、2007年に第2代大統領に就任した。
世界4位の天然ガス埋蔵量を誇る国の長として、首都アシガバードの街を総大理石造りにしてみたり、「世界一高い旗竿」「世界最大の星型建造物」などを建ててギネス記録を打ち立ててみたり、自分の誕生日に2億円でジェニファー・ロペスを呼んでみたりと、資源マネーの使いみちに大迷走。
一方で、国民の自由は極度に制限し、白い色以外の自動車の所有を禁じるなど強権的な体制を敷いた。
2017年度版「汚職指数」では、トルクメニスタンは180ヵ国中167位、「報道の自由度2018」では下から3番目の178位にランキングされている。
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチは、同国を「閉鎖的かつ抑圧的な国家」と非難する。
・パンがなければ歌があるじゃない
そんなトルクメニスタンに苦境が訪れる。頼りの天然ガス価格が低迷し、通貨マナトの価値はこの1年で半値に急落。2018年、ついに経済危機に陥った。
豊かだった国民の生活に、一気にしわ寄せが来た。店の棚は空っぽになり、人々は生活必需品にも事欠くようになった。食料品店には数kmにわたる行列ができ、パンを買うにも1人1個の制限を課されるほどだ。
だが、ベルドイムハメドフは人生を楽しむ男。パンがなければ、私の歌を聴けばよいではないか!
2018年大晦日の夜、自身で作詞を手がけたという歌を披露した。大統領の美声に、お腹を空かせた国民はたちまち喜びに包まれたに違いない──とロシア紙「イズベスチヤ」は書く。
https://youtu.be/conDi_9qmpE
ーー中略ーー
https://youtu.be/8HPLa6SaZvU
https://youtu.be/4XuR7o0lSNw
https://youtu.be/m1wZsGvpwxg
(映像の説明はソース)
トルクメニスタン国内では厳しい情報統制が敷かれているが、ネット上には、ベルドイムハメドフ大統領の「勇姿」を伝える動画が続々とアップされる。
動画を見たあなたが、コメントで茶化したり皮肉ったりするのは自由。だが、トルクメニスタン国民がそんな書き込みをしようものなら、冗談では済まされない。
https://i.imgur.com/ug1sCtf.png
トルクメニスタンは1991年に旧ソ連から独立。1995年に永世中立国となる。面積は日本の1.3倍、人口は580万人、公用語トルクメン語。多くがイスラム教徒である