顔や首にできる「頭頸部がん」の治療に、iPS細胞を使った治験を理化学研究所などの研究チームが進めていることがわかりました。iPS細胞を使ったがん治療の治験は、国内では初めてだということです。

 理化学研究所によりますと、理化学研究所と千葉大学のチームは、人のiPS細胞から特殊な免疫細胞を作って顔などにできる
「頭頸部がん」の患者に投与する治験を年内にも始める方向で調整しているということです。
iPS細胞を使ったがん治療の治験は国内では今まで例がなく、初めての臨床試験になります。

 頭頸部がんは再発の可能性が高く、新たな治療法が求められていて、安全性や有効性が確認されれば治験へと移るということです。(10日14:15)

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