能力のある人は独身だろうが世界に影響を与えることができる。
それがミームとなって自分が存在したあかしが未来へと続いていく。
一種の遺伝子なんだよね影響ってのは。
だが能力のない人はそれができないので子供を作り、子孫が何かしてくれることを願うしかない。
子孫の誰かが人殺しになるかもしれないし、何かいいことするかもしれないし、何をするかは分からないけどね。
でもほとんどの生物ってのは単に生きているだけでもそれなりの影響を世界に与えている。
基本的に、他人に悪影響与えないようにただ生きて存在しているだけでOK.
何かしなければいけないってことはない。

人生をRPGゲームにたとえると、お金とか子供とか出世とか名誉とかは、ゲームで言えばソフトについている「実績」の部分。
実績を見せびらかして他人より自分はいい(人生の)プレーヤーだと思いたい奴とか、
実績の張り合いで優劣付けたがる人もいるけど、実績解除しなくても楽しくゲームはできるよね。
むしろ実績になんかこだわらずにプレイしているほうが楽しそうだ。

子供作る行為は本能だろうとか、生物として当たり前とかいう人いるけど、
生物の本能ってだけで肯定するなら、
あいつが邪魔だうざったい消したい殺したい傷つけたいと思う感情や、
怠けたいなら怠けるべきだ、食べたいなら食べるべきだ、
あいつとセックスしたいならするべきだ、排泄したくなったらどこだろうがするべきだ、
他人のことより自分はいい思いしたいのだ、みたいなものも全部肯定していくことになる。
そんな考え方って人間の放棄だよね。本能ってだけで肯定できることではない。
本能なんてごく一部の性質だけを取り出しものでしかないから。た
又、生物は遺伝子の乗り物ではない。
ドーキンスのキャッチ―な言葉を恐れすぎ。
結局は生き物とはこうしなければいけないものっていう強迫観念からそういう考えは出来ている。
本能の充足自体はメインクエストやメインストーリーではないよ?
世間というものから用意されたサブクエストをしないとだめだっていう強迫観念がある。
メインストーリーは君がどう動いたか、それそのものだよ。
自由にプレイしていいんだ。強迫観念でクエストをこなさないといけないわけじゃない