ヤングケアラーへの支援で研修会

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20190111/1050005017.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

障害や病気の家族の介護などを担う、「ヤングケアラー」と呼ばれる子どもたちへの支援について
考える研修会が、神奈川県藤沢市で開かれました。

この研修会は、家族を介護したり親に代わって家事をしたりする「ヤングケアラー」という子どもへの
理解を深めようと藤沢市が開き、市内の教育関係者などおよそ170人が参加しました。
10日の研修会は、精神障害がある親の介護などをしている子どもをテーマに行われ、
立正大学の森田久美子教授が、藤沢市で行った調査をもとに、
「こうした子どもの中には学習に影響が出ているケースがあるので学校の支援が重要だ」
と訴えました。

「ヤングケアラー」の子どもたちは、親のことをみずから話さないことも多く、
実態が把握しにくいと指摘されていて、研修会の参加者たちは教育現場で
どのように気づいていくかをグループに分かれて話し合いました。

このなかでは、遅刻や欠席が多いなどの問題を抱えている子どもに目を配ることが必要だといった意見が出されました。
参加した中学校の男性教諭は、
「こうした子どもは家族全体が困っている状況にあると思うので
学校でも気をつけて接していきたい」と話していました。

01/11 06:54